英恵商店 は、現在準備中です。

2018/02/28 15:19

とても個人的な話になるのですが、2月23日に大好きな大好きな大好きな祖父が亡くなりました。


多分、今も全てを受け入れられたわけではないんだと思う。(こうしてブログをかいてる今も涙目)


だけども、今は生きる他ないやないですか。




じいちゃん。


お盆の時、じいちゃんちに行っては広島に原爆が落とされた時の話をたまに聞いていた。

入り市被爆を受けても怪我人(なんてもんじゃないけど)の世話をした話。

そしてその時のことを、「地獄絵図じゃった」という時の目は鋭く厳しかった。

そして子供ながら、「この目が地獄を見た目なんか」と思った。


その後結婚して、我が子を初めて見たとき抱いたとき、じいちゃんにとって世界はどう写ったんやろうか。


更に何十年後、初めて孫を見たとき抱いたとき、じいちゃんちにとって世界はどう写ったんやろうか。


そして事故にあってから亡くなるまでのこの9年間、だんだんとまどろんでいく中で、じいちゃんにとって世界はどう写ったんやろうか。




さっきじいちゃんちに少しだけ行って、ようやく家に帰って来れたじいちゃんのお骨を見て「やっと帰って来れたんじゃね」という気持ちと、「ああ、ほんまに死んだんじゃな」という気持ちになった。


あの日も普通に家に帰って来れると思いよったよね。

というか、思うまでもなく当たり前のことやったよね、家に帰ることが。


明日は初七日。

ゆっくり受け入れていこう。


じいちゃん、ありがとう。

頑張ったね、上出来な人生やったね。

ゆっくり休んでね。

また、逢いたいです。


英恵